一般の楽天カードに付帯するETCは、指定の判定時点でプラチナ・ダイヤモンド会員なら年会費無料です。初年度は申込時と発行時、2年目以降はETC入会月の翌月のランクを確認します。楽天ゴールド・プレミアム・ブラックに付帯するETCも無料ですが、カードの切替時期によっては年会費がかかる場合があります。無料条件の公式FAQ、判定時点の注記、カード切替時の注意
通常の年会費は550円(税込)で、初年度は入会月の翌々月、2年目以降は翌月に請求されます。明細に550円が載っていても、無料対象なら利用金額ではなく当月請求額が0円かを確認してください。年会費・請求月・明細の公式FAQ
この記事は、一般の楽天カードに付帯する楽天ETCカードを使う人の、請求確認と継続判断を扱います。ETCは本体と同時にも、後から追加でも申し込めます。そのため、ETCの入会月は本体を申し込んだ月だけで推測しないようにしましょう。申し込み方法
4月入会なら初年度は6月、翌年からは5月
次の表は公式の請求ルールを入会月へ当てはめた例です。免除される場合には年会費の支払いはありません。27日が金融機関休業日なら翌営業日となります。楽天e-NAVIの年会費案内
| ETCカードの入会月 | 初年度の年会費請求 | 2年目以降の年会費請求 | 2年目以降のランク判定月 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 6月27日 | 毎年5月27日 | 5月 |
| 9月 | 11月27日 | 毎年10月27日 | 10月 |
| 12月 | 翌年2月27日 | 毎年1月27日 | 1月 |
例えば2026年9月にETCへ入会した場合、初年度は2026年11月、次年度は2027年10月です。最初の請求から12カ月後とは限らないので、昨年の引き落とし月をそのまま予定表へ移すと1カ月ずれます。
ETC入会月が分からない場合は、カード送付時の書類や過去のETC年会費明細を探し、不明なら楽天カードへ照会しましょう。本カードの契約日を確認する残高証明書の方法では、ETCカードの契約日は照会できません。契約日照会の対象外
翌年の無料判定は「請求月の会員ランク」で見る
一般の楽天カードに付帯する場合、2年目以降はETC入会月の翌月の楽天PointClubランクがプラチナまたはダイヤモンドなら、その次年度1年間のETC年会費が無料です。毎月2日00:00までに切り替わるランクで判定されます。年会費の無料条件
9月入会の人なら確認するのは10月のランクです。9月にプラチナでも10月に下がれば、9月の状態を根拠に無料とはいえません。反対に、判定月に条件を満たしていれば、毎月ずっと同じランクでいる必要があるという条件ではありません。
初年度については、FAQは「申込時点」のランクを案内する一方、e-NAVIの詳細注記には「発行日時点(カード契約日)」で判定する記載もあります。申込時と発行時で無料対象のランクかどうかが変わる場合は、初年度無料かどうかを断定できません。 この場合は申込時の表示と楽天カードへの確認が必要です。FAQ、発行日時点の注記
すでに楽天ゴールド・プレミアム・ブラックカードを保有する人には、ランクによらないETC年会費免除があります。ただし、一般カードからゴールド・プレミアムへ切り替える時期によっては年会費がかかる場合があります。楽天ビジネスカードなどは別条件です。本記事のランク判定をすべての提携カードへ広げず、保有カード名を公式表と照合してください。カード別の条件・切替時の注意
明細の「利用金額550円」だけでは、有料と判断しない
無料対象でも利用金額欄に550円が出て、当月請求額が0円になる場合があります。年会費明細の詳細を開き、銀行から実際に引き落とされる欄まで確かめます。カード送付台紙の550円表記も、年会費の無料対象外であることを示すものではありません。明細・台紙の表示例
確認する順序は、①ETC入会月、②初年度か継続年か、③該当時点のランクまたは保有カードによる免除、④当月請求額です。条件が合うのに550円が残っている場合は、この4点をそろえて問い合わせると、どの判定が食い違っているのかを伝えられます。
年55,000円の通行で550ポイントでも、無料ETCより得とは限らない
楽天ETCカードの通行料金は100円につき1ポイントです。以下はポイントを1ポイント1円で使い切り、利用明細がすべて100円単位で端数を生じない、1年間の説明用の例です。ETCマイレージや道路の割引、車載器の費用は含めません。通行料金の還元、ポイントの計算単位
| 年間の対象通行料金 | 楽天ポイントの価値 | 年会費550円を引いた額 | 年会費免除の場合 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 100円相当 | −450円相当 | +100円相当 |
| 55,000円 | 550円相当 | 0円相当 | +550円相当 |
| 100,000円 | 1,000円相当 | +450円相当 | +1,000円相当 |
55,000円は「ポイントから年会費だけを回収する」境目です。今のETCも費用なしで1%相当が戻ると仮定すると、同じ通行料金で得るポイントは同額なので、有料の楽天ETCへ移す増分は年間マイナス550円です。費用なし・0.5%相当のETCを持つ仮定なら、差の0.5%で550円を回収する境目は年110,000円となります。これらは比較方法を示す架空の相手で、特定カードの現行条件ではありません。
もともと必要な通行が少ない人が、550円のために不要な高速利用や買い物を増やす必要はありません。無料判定に届かない場合は、手持ちの別カードに付帯するETCの維持費を調べ、必要な通行に対するポイントと管理の手間を比べましょう。リクルートカードも持っているなら、ブランドごとのETC費用と適用時期が比較材料になります。
使わないなら、次の請求を待つ前に継続を判断する
ETC特約では支払済み年会費を返還しないと定めています。「一度払ってから解約すれば月割りで戻る」とは考えないでください。次回費用の扱いと必要な退会時期は、ETC契約を特定して楽天カードへ確認します。ETCカード特約第3条
無料対象で今後も使うなら継続しやすく、有料でも楽天へ明細をまとめる便利さに550円を払う判断はあります。使う予定がなく別のETCもあるなら、入会月・判定月を確認した時点で整理を検討するのが自然です。
掲載カードの券面・画像出典


年会費の元が取れる額を計算
2枚の年会費と還元率を入力し、年間利用額ごとの還元差を試算できます。
損益分岐点を試算する →この記事で解説したカードの公式情報
この記事に関するよくある質問
楽天ETCカードの年会費が無料になる条件は?
一般の楽天カードに付帯するETCは、指定の判定時点で楽天PointClubのプラチナ会員・ダイヤモンド会員なら無料です。初年度と2年目以降では判定時点が異なります。楽天ゴールド・プレミアム・ブラックカードに付帯するETCも無料ですが、カードの切替時期によっては年会費がかかる場合があります。
初年度は申込時にプラチナ会員なら、必ず年会費無料になりますか?
申込時点だけでの判断は避けてください。公式FAQは申込時のランクを案内していますが、e-NAVIには審査後の発行日(カード契約日)のランクで判定する注記もあります。申込から発行までに無料対象のランクかどうかが変わる場合は、楽天カードへ初年度の扱いを確認してください。
楽天ETCカードの無料判定はいつ行われますか?
2年目以降は、ETCカード入会月の翌月の会員ランクで判定されます。毎月2日0:00までに切り替わるランクが基準で、9月入会なら10月のランクを確認します。その時点でプラチナ会員・ダイヤモンド会員なら、次年度1年間のETC年会費が無料になります。
明細に「楽天ETCカード年会費 550円」と記載されているのに無料の場合もありますか?
はい。会員ランク等の免除条件を満たしていても、利用明細の利用金額欄に「550円」と印字され、当月請求額や差引支払額で0円として精算される表示仕様があります。銀行引落額の確定明細まで確認してください。
楽天ETCカードを解約すれば、支払済みの年会費は戻りますか?
ETCカード特約第3条では、支払済みの年会費は返還しないと定めています。途中解約で月割り返金されるとは考えないでください。次回の年会費を避けるために必要な退会時期は、ETCの入会月と契約を特定して楽天カードへ確認します。
公式の出典・確認日
- 楽天カード:楽天ETCカードの年会費について(2026年6月12日更新) ↗確認日:
- 楽天カード:ETCカードのサービス・ポイント・注意事項 ↗確認日:
- 楽天e-NAVI:楽天ETCカードについて ↗確認日:
- 楽天カード:カード利用ポイントの計算方法 ↗確認日:
- 楽天カード:ETCカード特約・第3条 ↗確認日:
- 楽天カード:カードの契約日を確認する方法 ↗確認日:
カード各社の公式利用規約・商品詳細ページを元に、クレカ分析室 編集部が掲載条件・損益計算を照合検証しています。計算例は本文に記載した条件・仮定に基づく概算です。編集・検証方針 · 運営について · この記事の訂正を依頼する
このカードの使い分け・相談ボード
この記事で取り上げたカードを含む投稿です。投稿者の利用条件は本文の比較条件と異なる場合があります。