リクルートカードを海外の買い物に使うなら、最初に券面の国際ブランドを確認します。外貨払いの手数料は、JCBが1.60%、Visa・Mastercardが3.85%。さらにVisa・Mastercardの発行元は、2026年11月の値上げを発表しています。
通常還元の1.2%だけを見て海外でも同じように得だと判断すると、この費用を見落とします。ここでは年会費無料のリクルートカードの外貨建てショッピングについて、ブランドによる支払額の違いを比較します。
JCBはジェーシービー、Visa・Mastercardは三菱UFJニコスが発行する
同じ名前でも発行会社が異なるため、海外手数料も同一ではありません。リクルート公式のブランド・発行会社一覧と、それぞれの発行会社の換算条件を対応させる必要があります。
| リクルートカードのブランド | 発行会社 | 2026年9月15日現在の外貨払いの手数料 | 発表済みの変更 |
|---|---|---|---|
| JCB | ジェーシービー | 1.60%・非課税 | 今回確認したJCB資料ではこの率を案内 |
| Visa・Mastercard | 三菱UFJニコス | 3.85%・税込 | 2026年11月16日利用分から4.50%・税込へ改定予定 |
現在の率はJCBの海外利用案内と三菱UFJニコスの換算FAQで確認しました。手数料は国際ブランドが定める基準レートに加算され、円の請求額に含まれます。買い物当日の為替ニュースの数字が、そのまま適用される仕組みではありません。
三菱UFJニコスの表には同社発行のJCBカードもありますが、リクルートカードJCBの発行元はジェーシービーです。三菱UFJニコスの「JCB」欄の率を、リクルートカードJCBへ当てはめないでください。
Visa・Mastercardは11月の旅行・通販から再確認する
三菱UFJニコスの改定通知は2026年5月15日発表、7月1日更新です。三菱UFJカード会員向けの適用開始は11月16日利用分からで、現行3.85%が4.50%になります。リクルートカードVisa・Mastercardはこの発行元のカードです。
ただし、利用店から売上データが届く時期などにより、開始日前の買い物でも新手数料になる場合があります。11月15日までに払えば必ず旧率になる、と予定を組むことはできません。通知には一部対象外カードもあるため、個別の案内と異なる場合はカード裏面の窓口で確認します。
対象は外貨でのショッピングです。旅行先の実店舗だけでなく、日本語の通販サイトでも決済通貨が外貨なら確認が必要です。
手数料を加える前の10万円なら、現在の差は2,250円
次は各ブランドの基準レートで換算した元の金額が同じという仮定で、手数料だけを比較した試算です。実際にはブランドごとの基準レート・処理日が違うため、同じ外貨額を払ってもこの差に一致するとは限りません。分割・リボ・キャッシング、店舗独自の円換算は含めません。
| 手数料を加える前の円換算額 | JCB・1.60%の手数料 | Visa・Mastercard・現行3.85% | Visa・Mastercard・改定後4.50% |
|---|---|---|---|
| 30,000円 | 480円 | 1,155円 | 1,350円 |
| 100,000円 | 1,600円 | 3,850円 | 4,500円 |
| 300,000円 | 4,800円 | 11,550円 | 13,500円 |
計算は 手数料加算前の円換算額 × 手数料率。10万円の例の請求額はJCBが101,600円、現行Visa・Mastercardが103,850円で、差は2,250円です。改定後4.50%なら104,500円となり、現行から650円増えます。表は端数が出ない金額を選んでいます。
3万円の利用なら現在のブランド差は675円、30万円なら6,750円です。海外支出が少なければ、その差のためにカードを追加する手間も判断材料になります。既に複数ブランドを持つ人は、利用店で使えることを確かめたうえで、低い手数料のカードへ外貨払いを寄せる余地があります。
1.2%還元は、請求時の手数料割引ではない
ポイント条件の通常1.2%は、月の対象利用額から計算して後日受け取るリクルートポイントです。海外手数料を請求時に1.2ポイント分下げる制度ではありません。
上の表はポイントを引く前の請求費用です。ポイントの対象額と円相当価値まで含めて実質負担を出す場合は、確定した明細・加算対象額を用います。手数料加算前の外貨換算額へ一律1.2%を掛けて引いた金額を、実際の請求額とは扱いません。
店頭では決済通貨、帰国後は明細の換算条件を確認する
海外の店で日本円払いを選ぶと、加盟店側が独自のレートで円へ換算する場合があります。この円建て決済には上の外貨払い比較をそのまま使えません。JCBの基準レート案内も、店側の円換算とJCBの換算を分けています。
利用前後は次の順で確認すると、費用を比べやすくなります。
- 券面と裏面で、国際ブランドと発行会社を確認する。
- 店頭や通販の最終画面で、決済通貨と表示される総額を読む。
- Visa・Mastercardで11月前後に使う場合は、改定通知と自分宛ての案内を確認する。
- 請求確定後、外貨額・換算額・手数料の案内を照合する。ポイントはその後の加算分を別に確認する。
JCBの手数料が低くても、予定する店で使えることが前提です。国内の通常払いを移す価値はリクルートカードの日常支出比較で分けて考え、海外利用額と実際に使えるブランドから選びます。
最初の1枚、どれを選ぶ?
楽天カード・三井住友カード(NL)・Olive・JCB CARD W/S・エポスカード・ライフカード。年会費無料の7候補から、申込条件といつもの買い物で選びます。
はじめての1枚・7候補を比較する →公式の出典・確認日
- リクルートカードの機能・発行会社 ↗確認日:
- 三菱UFJニコス・海外利用時の換算レート ↗確認日:
- 三菱UFJニコス・外貨ショッピング事務処理手数料の改定 ↗確認日:
- JCB・海外でのカード利用上の注意 ↗確認日:
- JCB・海外利用の換算日と換算レート ↗確認日:
- JCB・海外取引の基準レート ↗確認日:
- リクルートポイント加算・利用条件 ↗確認日:
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