電気・ガスを口座振替のままにしていて、「毎月55円引きなら、カードに替えない方が得なのでは」と迷っている人へ。東京電力エナジーパートナーの対象契約と東京ガスでは、その口座振替割引はすでに廃止されています。 いま替えるかどうかは、現在の請求額に対してカードでいくら戻るかで考え直せます。東京電力の変更案内東京ガスの変更案内

電気10,000円・ガス5,000円が毎月続く仮定では、口座振替に独自特典がなければ、手持ちの楽天カードに替えると年360円相当、リクルートカードなら年2,160円相当の増分です。新しいカードを増やす価値があるかは、この差とポイントを使う手間で判断できます。

55円引きが終わった時期は、電気とガスで異なる

契約先・制度 旧割引 廃止の適用時期
東京電力エナジーパートナーの特定小売供給約款にある口座振替割引。従量電灯などが対象 月55円(税込) 2024年9月検針日以降の使用分、2024年10月分料金の支払いから
東京ガスのガス料金の口座振替割引。電気料金を合算する場合を含む 月55円(税込) 2025年3月検針分から

東京電力は2024年2月6日付の見直し案内で廃止時期を示し、東京ガスは2024年10月1日に発表しました。発表日から即座に廃止されたわけではありません。東京ガスの現行FAQも口座振替による割引はないと案内しています。東京電力の対象契約・適用日東京ガスの発表東京ガスの現行FAQ

したがって、両社の現在の比較に過去の55円引きを残すと、カードへ替える効果を小さく見積もってしまいます。一方、これは全国の電力会社・ガス会社・水道局で口座振替割引がなくなったという意味ではありません。別の事業者と契約している場合は、請求元と料金プランの公式条件を先に確認してください。

楽天カードは両社で0.2%、リクルートカードは対象の直接払いで1.2%

楽天カードの公式一覧では、東京電力エナジーパートナーと東京ガスは500円につき1ポイントの対象です。500円単位で考えると0.2%で、普段の買い物の通常1%を電気・ガスにも掛けると過大計算になります。同じ一覧には、記載のない事業者は100円につき1ポイントとの説明もあります。「公共料金だからすべて0.2%」と一括りにせず、契約先を照合しましょう。楽天カードの対象事業者一覧

リクルートカードは対応する公共料金の支払いもポイント対象で、Visa・Mastercard・JCBの通常対象利用は月間合計の1.2%を計算し、1ポイント未満を切り捨てます。ここでは電力・ガス会社へカードを登録する継続払いを比較します。電子マネーへのチャージや払込票を経由する支払いは、同じ条件として扱いません。公共料金の公式案内加算条件

比較する選択 この2社の対象料金で計算する還元 カード本体の年会費 選ぶ際の見どころ
現在の口座振替を続ける この試算では特典なし なし 支払設定と管理方法を維持できる
手持ちの楽天カードに変更 500円につき1ポイント 無料 カードを増やさず、使い慣れたポイントにまとめられる
リクルートカードに変更 対象の月間合計の1.2% 無料 楽天0.2%との差は大きいが、未保有ならカードとポイントの管理先が増える

年会費は一般の楽天カードとリクルートカードの条件です。有料の上位カードや追加サービスの費用は含めていません。楽天カードの基本情報リクルートカードの年会費

月15,000円なら、手持ち楽天との差は年1,800円相当

以下は東京電力の電気料金と東京ガスのガス料金を別々に支払い、各社の料金とカード条件が12か月変わらない説明用の例です。実際の家庭の平均や利用実績ではありません。税込請求額を使い、両ポイントを1ポイント1円で全額使い切ると仮定します。口座振替の銀行独自特典、入会キャンペーン、リボ・分割手数料、支払い方法に関係なく付く事業者のポイントは計算に入れません。

表の還元額と増分はすべて年間の円相当額です。口座振替を続ける場合の特典は、どの例も0円として比較します。

月の電気+ガス 楽天 リクルート 楽天比の増分
5,000円 120円 720円 600円
15,000円 360円 2,160円 1,800円
30,000円 720円 4,320円 3,600円

電気・ガスの内訳は、順に3,000円+2,000円、10,000円+5,000円、20,000円+10,000円です。

電気・ガス年18万円で、楽天カードとリクルートカードの差を計算すると、基準は年会費0円・還元率0.2%、候補は年会費0円・還元率1.2%、年間利用額は180,000円の状態で開きます。東京電力と東京ガスへの対象の直接払いだけを年額へ合計してください。普段の買い物の通常還元率ではなく、この支払先に適用される条件を使っています。

この計算はカード2枚の差額を比較するもので、口座振替との比較や銀行独自特典、請求ごと・月ごとの端数処理は含みません。対象外の料金を同じ率で足したり、口座振替から替える場合の節約額として差額を読んだりしないようにします。

真ん中の例では、楽天カードは毎月「10,000円÷500+5,000円÷500=30ポイント」、リクルートカードは「15,000円×1.2%=180ポイント」です。口座振替からなら年間の増分はそれぞれ360円相当と2,160円相当。すでに楽天カードで払っている人がリクルートへ移す場合は、もともともらえる360円相当を引いた年1,800円相当、月150円相当が判断材料になります。

月5,000円の少額利用では、手持ち楽天とリクルートの差は月50円相当です。新しい明細やポイント残高を増やしたくなければ、楽天にまとめる選択や口座振替の維持も合理的です。月30,000円なら差は月300円相当になり、ポイントの使い道がある人には変更を検討する理由が大きくなります。割引と年会費がともに0円の今回の条件には、一律の「月○円以上でカードが逆転」という費用上の境目はありません。

すでに公共料金でも1%を受け取れる別の無料カードを持つ人は、比較対象をそのカードに置き換えます。両方で同じ料金が対象となり、端数を無視できるなら、月15,000円で1%から1.2%へ替える増分は年360円相当です。手持ちのカードの条件で計算してから、新規発行を判断してください。

端数と請求月が違うと、年額×還元率からずれる

楽天カードは利用ごとの計算が基本で、対象先では500円につき1ポイントです。上の例は各請求を500円の倍数にそろえ、端数の影響が出ないようにしています。実際の請求に端数がある場合は、年間総額に0.2%を掛けただけの値を確定ポイント数としないでください。楽天カードの計算方法対象先の付与単位

リクルートカードの表は、電気・ガスの利用データが毎回同じ集計月に入り、ほかの利用がない前提です。実際は毎月15日までにカード会社へ届いた利用データで集計されるため、検針月と加算対象月が一致するとは限りません。集計・加算時期の規定

年2,160ポイントを使えるかまで決めてから替える

楽天ポイントは、対応する楽天サービスや街の加盟店などで1ポイント1円相当として使えます。すでに普段の買い物で消化している人には、受け取り後の使い道を増やす必要がありません。通常ポイントの期限は最後の獲得から1年間で、対象となるポイントの獲得で延長されます。楽天ポイントの利用先・期限

リクルートカードで貯まるのはリクルートポイントです。Pontaやdポイントとして使うには交換が必要です。Amazonで使う場合はリクルートIDとのアカウント連携を行い、1ポイント1円で利用できます。通常のリクルートポイントの期限は最後に加算された月の12か月後の月末で、新しい対象利用による加算で延長されます。リクルートポイントの使い方有効期限

ポイントは電気・ガスの請求から自動で差し引かれる現金値引きとは異なります。年2,160円相当という比較は、必要な買い物に使い切る場合の価値です。使い道が決まらず失効させるなら、その分は家計の節約になりません。交換価値の考え方はポイントを「使える円」に直して比べる記事でも確認できます。

変更するなら、請求元の公式手続きから進める

最初に請求書や会員ページで、契約先・お客さま番号・料金プランを確認します。この記事の金額を使う場合は、東京電力と東京ガスの各請求額だけを取り出してください。別会社の水道料金などを追加するときは、その事業者の割引とカード還元率を別途確認します。

  1. 東京電力は公式FAQから支払変更ページへ進む。 Web申込みでは、くらしTEPCO webのアカウントがなくても「ログインせずにお手続き」を選べます。公式の完了目安は申込みから1〜2か月で、変更月の指定はできません。東京電力の変更手順
  2. 東京ガスは「クレジットカード払いのお申し込み」へ進む。 Webは通常2〜5営業日が目安です。地域や取次店契約によって申込書・契約先への連絡が必要になるため、ページ冒頭の対象条件を確認します。東京ガスの変更手順
  3. 完了前の請求は、これまでの方法で支払う。 先に口座を解約したり残高をなくしたりせず、変更後のカード明細まで確認します。東京ガスでは請求のない月や2か月分まとまる月もあり、毎月同額が同日に移るとは限りません。東京電力の切替中の扱い東京ガスの請求上の注意

東京ガスでガスと電気を合算して払っている場合は、まとめてカード払いへ変わります。この記事の別会社への2請求の例と区別し、合算明細を電気とガスの両方に重複計上しないようにしてください。東京ガスの合算料金の扱い

東京ガスのWeb手続きでは、カード会社の本人認証(3Dセキュア2.0)が必要になる場合があります。また、カード番号や有効期限が変わった場合は再申し込みが必要です。新規発行時だけでなく、更新時の手続きも管理の手間に含めて考えましょう。東京ガスの申し込み・更新時の注意

新規カードより先に、今の特典と年額を確認する

判断の順番は「いまの口座振替特典が残っているか → 手持ちカードでいくら戻るか → 別のカードとの差を受け取りたいか」です。銀行の引落件数特典などがある人は、カードへ替えて失う分を引きます。一般化すると、年間の増分は「使えるカードポイントの価値 − 失う口座振替の割引・特典 − 新たな費用」です。

カード同士の差はこの記事の条件を入力済みの比較ツールで、年間利用額を自分の対象料金へ変えて確認できます。口座振替から変更する人はカード単体の年間還元額を確認し、失う口座振替の割引・銀行特典と新たな費用を別に差し引いてください。

手持ちの楽天カードで月々の管理をまとめるなら、カードの新規申込みをせず上の支払変更手続きへ進めます。リクルートカードのポイントを使う見込みがあり、年間の増分に納得できた人は、日常払い全体での比較リクルートカードの公式条件を確認してから検討しましょう。口座振替のまま管理したい人が、少額の差のためにカードを増やす必要はありません。

記事の条件から、自分の利用額で比べる

東京電力・東京ガスに月1万5,000円(年18万円)払う例。年会費を両方0円、基準の楽天カードを0.2%、候補のリクルートカードを1.2%として比較します。

還元率欄にはこの記事の対象支払先の率を入力しています。買い物全般の通常還元率ではありません。年間利用額には対象の電気・ガス料金だけを入れてください。ポイントは1ポイント1円で使う仮定です。請求ごとの端数、口座振替の割引・銀行特典は含みません。

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公式の出典・確認日

AIを使用して作成し、公式情報と計算例を照合しています。計算例は本文に記載した条件・仮定に基づく概算です。編集・検証方針 · 運営について · この記事の訂正を依頼する