初めて楽天カードを作るなら、日常の買い物が中心の人は年会費無料の楽天カードが基本です。楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)。一般の対象ショッピングはどちらも100円につき1ポイントなので、スーパーや飲食店でたくさん使うだけでは、その年会費差を埋められません。楽天カード楽天プレミアムカード

プレミアムを選ぶ理由になるのは、楽天市場で追加でもらうポイント、楽天モバイルの実際の値引き、利用予定のある空港ラウンジです。以下では入会キャンペーンを除き、無料カードでも得られる分を引いた年間の差で比較します。

年会費で増えるものは、通常の1%以外にある

比較項目 楽天カード 楽天プレミアムカード
本カード年会費 永年無料 11,000円(税込)
通常の対象ショッピング 100円につき1ポイント 同じ
楽天市場のSPU「楽天カード特典分」 +1倍、月1,000ポイントまで +1倍、月5,000ポイントまで
火曜・木曜の楽天市場特典 なし 対象利用100円につき追加1ポイント、月10,000ポイントまで
誕生月の楽天市場・楽天ブックス 追加特典なし 対象利用100円につき追加1ポイント、月10,000ポイントまで
楽天モバイルのギガ割引クーポン 対象外 対象契約に毎月5GB分
プライオリティ・パス 対象外 本人のラウンジ利用が年5回まで無料

通常ポイントには対象外・還元率が異なる支払いがあります。SPUは楽天のサービス利用でポイントが加算される仕組みですが、カードの種類を変えただけで、表の+1倍が何倍にも増えるわけではありません。基本条件の比較SPUの条件

ETCカードは一般カードに年550円(税込)の費用がかかり、ダイヤモンド・プラチナ会員は無料、プレミアムでは無料です。一般カードでも無料条件を満たすなら、この550円をプレミアムの得として加算しません。ETCカードの年会費と判定時期

楽天市場の違いは「火木」「誕生月」「月間上限」の3つ

新規入会では火曜・木曜の楽天市場特典が自動登録される

2025年1月15日以降にプレミアムへ入会する人は、楽天市場特典が自動適用されます。火曜・木曜に楽天市場で通常購入し、本人のプレミアムカードで払うと、カード利用額100円につき1ポイントが追加されます。上限は月10,000ポイント。楽天ブックス、予約・定期購入、ポイント払い分、家族カード利用分などは対象外です。楽天市場特典の適用・除外条件

過去の案内には3つのコースを選ぶ説明もありますが、2025年1月14日以前の入会者が登録済みの特典を継続する場合と、これから申し込む場合は分けて考えます。新規会員がトラベル特典と楽天市場特典を自由に選び、両方を加算する比較にはできません。

誕生月は追加1%、SPUの対象額とは計算の基準が違う

誕生月の楽天市場・楽天ブックスでは、対象のカード利用額100円につきさらに1ポイントが追加されます。こちらも月10,000ポイントまでで、通常購入が対象。ポイント払い分、家族カード利用分などは除きます。誕生月サービス

火木・誕生月の追加分はカードで支払った金額を基にする一方、SPUの「楽天カード特典分」は消費税・送料・ラッピング料を除く金額を基にします。「最大6倍」を税込支払額にそのまま掛けると、実際のポイントとずれます。以下の試算では、計算の基準をそろえて差分だけを取り出します。

SPUの月間上限差は、対象額が月10万円を超えると効く

SPUの楽天カード特典分は両方とも+1倍ですが、一般カードは月1,000ポイント、プレミアムは月5,000ポイントが上限です。税抜・対象外費用除外後の購入額が月10万円までなら、この部分の差はありません。SPUの対象額・上限・期限

例えば対象額が1か月15万円なら、一般は1,000ポイント、プレミアムは1,500ポイントで500ポイント差。対象額50万円以上なら、その月の上限差は最大4,000ポイントです。年間の購入額だけでは判断できず、何月にいくら買うかが効きます。この特典分は期間限定ポイントで、原則として進呈の翌月末が期限。使い切れる額で評価しましょう。

買い物だけなら、火木に毎月約8.5万円使う水準が目安

ここでは、毎月同額の買い物をすべて楽天市場の火曜・木曜に行い、誕生月にも同額を使う例で計算します。全品が税率10%の対象商品で、送料・クーポン・ポイント払いはなく、購入額は端数の影響が出ない単位とします。本カードと登録済みの楽天IDを使い、必要な売上情報が期限内に到着する前提です。

表は税込月11万円以下、税抜月10万円以下なので、SPU上限による差はありません。両方で受け取れる通常ポイントや共通キャンペーンは相殺し、プレミアムの火木特典12か月分と誕生月特典1か月分だけを足します。楽天ポイントを1ポイント1円として使い切り、同じ条件が12か月続く仮定です。

毎月の対象カード支払額(税込) 年間の追加ポイント 年会費11,000円を引いた差
11,000円 1,430ポイント −9,570円
33,000円 4,290ポイント −6,710円
55,000円 7,150ポイント −3,850円
88,000円 11,440ポイント +440円
110,000円 14,300ポイント +3,300円
月5.5万円を毎月火木に購入する例では、年間の追加7,150円相当から年会費11,000円を引くと3,850円不足する
通常カードでも得られるポイントは除外。上の表と同じ条件で、1ポイントを1円として使い切る例です。

計算式は 毎月の対象額 ÷ 100 × 13 − 11,000円。この条件なら税込月約8.5万円が境目です。誕生月の加算を数えず火木の+1%だけで回収するなら、月間上限にかからない対象支払いが年110万円必要になります。買い物の半分しか火木に回せない場合や、ポイント払いをする場合には同じ境目を使えません。

表は両カードで同じ商品を同じ日に買う比較です。火木に日程を移して別の日の値引きやキャンペーンを失うなら、その差も引いて判断します。

月5.5万円の例では、年会費を引くとまだ3,850円不足します。これを普段使わない特典で埋めるのではなく、次の通信費割引やラウンジに、自分が実際に使える価値があるかを確認します。特典のために不要な買い物を増やすと、ポイント以上の支出になります。

楽天モバイルは「5GB引かれて料金段階が下がる月」に価値がある

プレミアムの5GBクーポンは、一律1,100円引きの券ではありません。国内データ利用量から5GBを差し引いた量で料金を計算する特典です。対象はRakuten最強プランと同データタイプで、Rakuten最強U-NEXTは対象外です。ギガ割引クーポンの公式条件

標準の段階料金で、他の割引や海外利用を考慮しない場合の差は次のとおりです。

クーポン適用前の月間国内データ量 5GBを引いた後の料金段階 月の値引き差(税込)
3GB以下 3GB以下のまま 0円
3GB超〜8GB 3GB以下になる 1,100円
8GB超〜20GB 3GB超〜20GBのまま 0円
20GB超〜25GB 20GB以下になる 1,100円
25GB超 20GB超のまま 0円

したがって、月1,100円下がる月が10か月なら11,000円、12か月なら13,200円です。通信費の差だけでも年会費に届く場合があります。一方、毎月2GBや50GB使う人は、この料金体系ではクーポンによる値引きが生じません。「毎年13,200円得する」と全員に当てはめることはできません。

受け取りには楽天カードと楽天モバイルの楽天IDが同じであることなどの条件があります。毎月中旬ごろのメールからコードを受け取り、Rakuten Link内のmy 楽天モバイルで当月末までに適用します。新規カードの到着時期などで初回進呈が変わるため、初年度から12回使えると決めつけず、進呈開始月も確認してください。進呈条件・適用手順

ラウンジは年5回、本人が使う予定から評価する

プレミアムのプライオリティ・パスは、本人のラウンジ利用が年5回まで無料です。6回目以降は1回35米ドル、同伴者は1人1回35米ドル。無料回数の1年間はデジタル会員証の発行日が基準で、国内で同会員証を提示して使った分も数えます。料金の円換算には決済時の為替と海外事務手数料が関わります。プライオリティ・パスの料金と回数

対象は「ラウンジ」に分類される施設で、「お食事」「リフレッシュ」「ご休憩」の施設は利用できません。楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティ・パスで登録してアプリを用意する手続きも必要です。申し込み前に、自分の出発・乗継空港のターミナルで利用できる施設があるかを確認しましょう。

先ほどの月5.5万円の買い物例なら、残る年会費負担は3,850円です。年2回ラウンジを使う予定がある人にとっては、1回1,925円以上の価値を感じるかが判断の境目になります。これは実際の入場料金ではなく、年会費の不足分を利用予定回数で割った目安です。同伴者料金が必要なら、その分も加えて考えます。

カード本体と当日の搭乗を確認できるものを提示して使う国内空港ラウンジは、プライオリティ・パスとは別のサービスです。こちらにも同伴者料金や施設ごとの利用条件があります。すでに別のカードで同じラウンジを使える人は、その重複分をプレミアムの追加価値に数えないようにします。国内空港ラウンジの利用条件

楽天証券の積立だけでは、通常カードとの差は年会費に届かない

楽天証券の楽天カードクレジット決済は月10万円までです。代行手数料が年率0.4%(税込)未満の対象銘柄では、一般カードが0.5%、プレミアムが1.0%。毎月10万円を12か月積み立てても、増えるのは 10万円 × 0.5% × 12 = 6,000ポイント で、年会費より5,000円少なくなります。代行手数料が0.4%以上の銘柄なら一般カードも1.0%のため、この差はありません。楽天証券の券種別還元率

積立をすでに続けている人は、買い物や通信費の差と合わせて判断できます。ただし、投資信託の値動きや費用とカードのポイントは別です。年会費回収のために投資額を増やす前提にはしません。

初めて選ぶなら、直近の利用額と予定で決める

無料の楽天カードを選びやすいのは、楽天市場の利用が月数万円程度で、楽天モバイルの料金段階が下がらず、ラウンジを使う予定も少ない人です。通常1%の対象決済を始める目的なら、固定費を持たずに使えます。

プレミアムを選びやすいのは、火木の対象購入が多い人、モバイルの料金が実際に下がる月を多く見込める人、本人のラウンジ利用に価値を感じる人です。楽天市場の上限差や積立分も、該当する支払いだけを加算します。入会特典は初年度の追加分として分け、2年目以降にも11,000円を払う理由が残るかを見て選びましょう。

自分の利用額なら、元が取れる?

年会費と還元率を入力して、有利になる境界を確かめましょう。

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公式の出典・確認日

AIを使用して作成し、公式情報と計算例を照合しています。計算例は本文に記載した条件・仮定に基づく概算です。編集・検証方針 · 運営について · この記事の訂正を依頼する